古来から、和菓子は日本の四季や年中行事と非常に密接な関係があります。
桜餅、おはぎ、草餅、くず餅、かしわ餅などは、私たちの多くが子供の頃から季節に結びつけて慣れ親しんできたものです。
では日本の洋菓子はどうかというと、クリスマスケーキやバレンタインデー、ホワイトデーに加えて、誕生日のバースデーケーキが定番です。
そして、それはどちらかといえばイベントとの関連性が高いものが多いように感じます。
最近では、洋菓子でも四季折々の果実を取り入れたり、色彩で季節感を表現するスイーツも増えてきました。
例えば、秋といえばモンブラン。
それも最近のは和栗にこだわった、とても美味しいモンブランをたくさん見かけます。
そして春には桜色のショートケーキを目にします。
色彩豊かで季節感あふれる日本のケーキやスイーツは世界からも注目されているのです。
実際に、日本に来た多くの外国人観光客が日本のケーキ店を動画に撮っています。
日本では洋菓子もますます「和魂洋才」が進んでいくのかもしれませんね。